2024年7月10日(水)午後、神戸みんなのホールにおきまして、新米プロデューサーの祐大が、同期のアトムや新人の岡柊斗、中能丈弥らと挑む 「ポンテムジカ企画シリーズ第2弾」第4回(全8回)の「Mo.ヴィットーリオ•テッラノーヴァマスタークラス(公開レッスン)」が行われれました。
Mo.ヴィットーリオ•テッラノーヴァマスタークラス
《レッスン前の発表会》
マエストロのレッスンのビフォー&アフターを聴講される来場者の皆様に発表します。演奏会形式で行われましたが、4人にとって予想外の展開となったのは、な、なんと、マエストロとマエストラのお2人も急遽同席されたことでした。
1.オペラ『愛の妙薬』より 《L’elisir d’amore》「なんて綺麗な人なんだ!」Quanto è bella !/作曲:G.ドニゼッティ/中能 丈弥(テノール)
2.『妖精の瞳』Occhi di fata/作曲:L.デンツァ/上田 祐大(テノール)
3.オペラ『エドガール』《Edgar》より「この愛は私の恥」Questo amor, vergogna mia /作曲:G.プッチーニ/岡 柊斗(バリトン)
4.『もしあなたが帰らないなら』Se tu non torni /作曲:F.P.トスティ/鈴木 アトム(テノール)
《マエストロ ヴィットーリオ ・テッラノーヴァによる公開レッスン》
オペラ『愛の妙薬』《L’elisir d’amore》より「なんて綺麗な人なんだ!」Quanto è bella ! /作曲:G.ドニゼッティ ネモリーノ役:中能 丈弥
[レッスンのポイント]
青年ネモリーノが村娘アディーナに恋をしています。ですが内気な彼は気持ちを彼女に伝えることができずにただ見ているだけ…そんな気持ちを歌うアリアです。
[受講者コメント]
今回のレッスンを通して自分がそんなネモリーノの気持ちを音楽でさらに表現できるよう、精一杯頑張ります。
聴講参加者の皆様も熱心にレッスンを受講されていました。
オペラ『トゥーランドット』よりO mondo! o mondo! 《Turadot》「ピンポンパンの三重唱」/作曲:G.プッチーニ
[レッスンのポイント]
この三重唱は王国に使える部下たちが普段の仕事に対しての不満を嘆き、愚痴を言っていく中で、後半にはうっすら見える輝かしい未来への期待を高らかに歌います。ポイントは後半に登場する、オペラでは珍しい3人の歌手が全く同じメロディを同時に早口で歌うシーン。
慣れないイタリア語を3人で毎日集まって特訓しました。今日はその成果を出せるよう精一杯演奏します!
ピン役:岡 柊斗 ポン役:上田 祐大 パン役:鈴木 アトム
そして、、、
マエストロレッスンの成果を披露する「おさらい発表会」では、3人の手作りの衣装で登場!
3人と後輩の中能丈弥で作成した字幕スーパーで、来場者の皆さんから笑いと歓声、拍手が送られます。
歌を歌いながら演技や動作を入れるためには、当然ながら音楽面において暗譜が必須です。見た目はコミカルですが、アンサンブルとしては複雑で難しい場面です。
マエストロ&マエストラ有難うございました!
出演者(掲載者)
マエストロ ヴィットーリオ・テッラノーヴァ イタリア語通訳:住吉 恵理子(ソプラノ歌手)
鈴木 アトム/上田 祐大/岡 柊斗/中能 丈弥 髙木 伸弥(ピアニスト)
本日はご多用の中、また梅雨の猛暑の中、ポンテムジカ企画「マエストロ Vittorio Terranova マスタークラス」に聴講参加、ご協賛を賜りまして誠に有難うございました。お陰様で大過なく、事故も怪我もなく、心より感謝申し上げます!いつもいつも、若き音楽家らのNPO事業に対しまして、ご理解ご協力を賜り誠に有難うございます。そして、若き声楽家からにご支持ご支援を賜り重ねて御礼申し上げます。今後も一層の精進、たゆまぬ努力をお約束して御礼のご挨拶とさせて頂きます。