2018年9月1日(土)神戸みんなのホールにて、コレペティトールの公開稽古が行われました。
特別講師に、オペラ芸術監督でありコレペティトールとしても活躍される「ダヴィデ・デッリサンティ先生」を迎え、海道弘昭テノールリサイタルを通して音楽稽古をつけて頂く公演です。
ちなみに、、コレペティトールとは、歌劇場などでオペラ歌手や演奏家へ音楽稽古を担当し、コーチとして務めるピアニストの事です。
ダヴィデ先生は、第2回DOMISO国際声楽コンクールの審査委員としてもご協力頂いております。
上手く歌えたかな?と思ったのもつかの間、先生より指摘が入り、実際にそれを実演する、、を繰り返すうちに、ついさっき聞いた歌がまるで別の歌かのように生まれ変わる模様に、会場からは驚きと感嘆の声が上がりました。音楽の奥深さとそれを解読していく工程に、聴衆も引き込まれていき、いつの間にか共に稽古を受けている感覚に!
海道演奏研究員自身も、この機会を忘れないように!そして今後の歌唱に生かして行こう!との決意にも似た表情で稽古に励み、アンコールでおさらいを兼ねた独唱を披露し、スタンディングオベーションの拍手喝采を受ける中、大盛況の公演は幕と相成りました。