2019年3月6日(水)、東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)において、「マリエッラ・デヴィーア フェアウェル・リサイタル」が行われました。
みんなの音楽会番組収録も行われ、みんなの音楽会々員様をはじめ、童謡コーラスから多くの皆様にご参加頂き、満員御礼の中ベルカントの女王と称されるソプラノ歌手の日本での最後のリサイタルがスタートしました。
オペラ名曲アリアから歌曲までで構成されたプログラムで、会場客席が思わず息を飲む圧巻の歌唱を披露し、その1曲1曲を聴くだけでなく、「心の記憶として残していたい。」という異様な緊張感が会場を包み込む中演目は進行しました。
アンコールまで続いた夢の時間、その歌声に涙し、スタンディングオベーションと鳴り止まぬ拍手に乗せて、その場に居合わせた全ての聴衆の「ありがとう」の想いがステージへと贈られました。
パンフレットに記載された、「完璧なまま引退する」というキャッチコピーそのままに、最後の瞬間まで女王ここにあり!とばかりの圧巻のパフォーマンスで、この時間を共有した者全てにとって生涯忘れ得ぬ、最高のフェアウェル・リサイタルとなりました。