和田丈広 指揮者(マエストロ)への道
         シリーズ第1弾 第3回(全8回)

2月17日(土)、神戸みんなのホール♪にて開催された「和田丈広 指揮者への道 シリーズ第1弾 第3回(シリーズ第1弾の全8回)」は、おかげさまで大盛況のうちに終了いたしました。

毎回テーマを変えて臨む本シリーズですが、今回のテーマは「合唱」、クラシック作曲家が合唱のために作曲した作品を中心にお送りしていきました。

すべての演目がオールクラシックプログラムということで、戸惑いを隠せない方もいらっしゃいましたが、曲と曲の間には和田指導員から曲の解説やちょっとした小話を交えなどしながら、暖かいムードの中、演奏会は進行しました。

この公演では、C.グノーとG.カッチーニの「アヴェ・マリア」、F.メンデルスゾーンの「歌の翼に」、R.シューマンとF.メンデルスゾーンの「秋の歌」、R.シューマンの「初めての出会い」、J.ブラームスの「海」、E.フンパーディンクの「ヘンゼルとグレーテル」より夕べの祈り、G.フォーレの「ラシーヌ讃歌」という多種多様な曲目が演奏されました。
そして公演のラストはステージ客席が一体となって「早春賦」が会場一杯に歌声が響き渡りました。

印象的だったのは、ただ音楽が演奏されたというだけではなく、みなさまと演奏者の間に生まれた温かい雰囲気でした。音楽を通じて、会場全体が一つに結ばれた感覚は貴重な経験です。
演奏の間、みなさまからは温かい拍手が何度も送られ、ステージとの間に特別な絆が生まれているのを感じることができました。

【写真は上段左から島袋萌香さん、西村菜月さん、知花美規さん、久光美早紀さん、森本桜さん、下段左から黒田志保さん、中村早紀さん、柳直友子さん、大上紗里奈さん】

私たちは、音楽が持つ結びつける力を改めて実感し、このような空間を共有できたことを心から嬉しく思うとともに、今回の公演を通じて、みなさまと音楽の持つ可能性と感動を共感できたことに深く感謝しております。

本シリーズ、次回は2024年3月30日(土)となります。テーマは「ピアノ協奏曲(コンチェルト)」!
次回の演奏会でも皆様にお会いできることを心待ちにしております。
この度はご来場頂き誠にありがとうございました!