THE OPEKENこと新オペラ研究座   2025年5月度定例会

 2025年5月24日(土)14時00分〜15時30分「新オペラ研究座2025年5月定例会」が神戸みんなのホールで開催されました。 新たな仲間を迎えて新オペラ研究座「THE OPEKEN」の皆さんは、本日もオペラの魅力に迫り、オペラ合唱名場面をみんなで歌いました。

 開演までのオフショット?皆さん、お若くて元気ですよね!

発声練習の始まり

みんなで合唱のコーナーでは、1曲目にフィガロの結婚の「恋とはどんなものかしら」を練習しました。

城の小姓ケルビーノが歌うアリアですが、ケルビーノは13歳ほどの男の子、少年のように若々しく表現できるよう、スタッカートを活かしながら歌いました。

前半部分のイタリア語を読み合わせ、メロディに乗せて歌唱に挑戦!おそらく50名でこれだけ上手に歌えるのは新オペラ研究座だけでしょう!(普通アリアは1人で歌うものですし・・・ネ!)

畑村瞳の特別出演で大盛況!

 コロナ禍のオペ研活動休止中に寿退職、ご出産の為、オペラ研究座を卒業した、オペラ研究座のプリマドンナ畑村瞳(ソプラノ)が、ご挨拶を兼ねて特別出演しました。二児の母として育児奮闘中の彼女ですが、お腹の中には3人目がスタンバイ!本日はご自宅で旦那さまが2人の子どもとお留守番、愛と幸せいっぱいの彼女の登場で拍手喝采、大歓声が沸き起こりました。

 女性キャスト募集中!男性が多い童謡コーラス指導員からのキャスティングの為、いつもアトム指導員には、女性役でも活躍してもらっています。

オペラ研究部名物のオペ研劇場

オペラ研究部に在籍している指導員全員で、さまざまなオペラの名シーンを日本語で、見やすく・楽しく・わかりやすく!ご来場いただいた皆様にお伝えします。
本日は、オペラ「フィガロの結婚」2幕からNo.16 フィナーレ冒頭の演奏です♪

今回は、ゲストにソプラノ歌手 有賀明美さんをお呼びして、松本指導員との二重唱です♪

岡柊斗の登場!

No.16「ひどいぞ!なぜ今まで…」

伯爵がスザンナに言い寄り、スザンナは甘く応じるふりをして情報を引き出す場面です。
この曲の醍醐味であるスザンナと伯爵の駆け引きを、日本語で実演しました。

イタリア語だと分かりにくくても、日本語にするとぐっと理解しやすくなる気がしますね。

上田賢(バリトン)がアリア独唱

歌劇「ブルスキーノ氏」より、ガウデンツィオのアリア
今後、オペラ研究座ではこの「ブルスキーノ氏」を取り上げていく予定です!

オペラ合唱団の練習スタート!

みんなで合唱のコーナー2曲目は、フィガロの結婚より「手紙の2重唱」を練習しました。

これまで未経験の曲で、しかも新オペラ研究座始まって初めての2重唱曲!

交互に歌う曲のため、どこから歌い始めるのか、さらには、その音につられないようにするのに苦戦しましたが、最後はソプラノ2名のガイドボーカルに合わせ、1通り歌えました。

今後の課題曲として、皆さんだけで2重唱が歌えるよう目指しましょう!

終演後には畑村瞳さんを囲んでオペラ研究座のみなさんとオペ研メンバーによる華やかな記念ショット!!

次回のオペラ研究座は2025年6月21日(土)14:00開演です!

【オペケン出演メンバー】
和田丈広/松本友経/山崎亮/杵渕亮/平松昇平
鈴木アトム/上田祐大/岡柊斗/中能丈弥/保坂佑亮
【賛助出演】
畑村瞳(ソプラノ歌手)/有賀明美 (ソプラノ歌手)/上田賢(中部指導員)

 本日もお忙しい中、オペラ研究座ことTHE オペ研の皆様、ご参加お疲れ様でした。童謡コーラス指導員らを中心とする若き声楽家らの舞台発表にいつもご声援、ご支援を賜り誠に有難うございます。心より御礼申し上げますと共に、長時間にも関わらず、ご自身の生涯学習としてもご熱心にメモをとられたり、何度も何度も繰り返して練習するパワー、皆様の熱意に敬意を表します。今後もどうぞ宜しくお願い致します。