ワンディ!フィルハーモニー管弦楽団の
ベートーベン交響曲第九番「歓喜の歌」
2025年12月2日(火)午後1時30分より、東大阪市文化創造館大ホールにおきまして、みんなの音楽会「和田丈広のマエストロへの道」シリーズ ベートーヴェン交響曲第九番 第四楽章「歓喜の歌」公演(公開収録会)が開催されました。
ワンディこと指揮者・和田丈広氏率いるワンディ!フィルハーモニー管弦楽団と、みんなの音楽会演奏研究員をはじめとする声楽家約50名で編成されたワンディ!第九合唱団が共演し、名曲を揃えたプログラムで満員御礼の大ホールに感動の響きを届けました。

満員御礼!オープニングに
案内進行役のうえたく先生こと上原拓也プロデューサーのご挨拶、本公演の主旨目的、魅力のご紹介に続いてオープニングは、ロッシー二作品 オペラ「ウィリアム・テル」序曲を披露しました。


オペラ「アイーダ」より『凱旋行進曲』
荘厳なる混声合唱の登場!

公演の幕開けを飾ったのは、ヴェルディ作曲のオペラ「アイーダ」より『凱旋行進曲』。
高らかなトランペットのファンファーレがホールに響き渡ると、会場の空気は一変。オーケストラの重厚なサウンドが、これから始まる壮大な音楽の旅を予感させます。



会場は3階席まで埋め尽くす大入り満員!の中、フルオーケストラの響きが会場内を包み込んでいきます。

ベートーベン交響曲第九番「歓喜の歌」

そして、いよいよベートーヴェン第九、「歓喜の歌」です。
指揮者和田丈広も、先日11月18日(火)の星出豊マエストロとの稽古で学んだことを全て出し切ろうと、気合い十分で臨みます。


ステージ中央には4人のソリストたち。
出番を待つ間、ピンと張り詰めた良い緊張感が伝わってきます。
テノール:上田祐大
バリトン:岡柊斗
ソプラノ:白川憂里亜
メゾソプラノ:水野奈津子

ソプラノ、アルト、テノール、バリトン。4人の歌声が重なり合い、素晴らしいハーモニーとなってホールに響きます。追いかけるように合唱団もその後に続きます。


ソリストの華やかな歌声、合唱団の力強いエネルギー、そしてオーケストラの響き。全てが一つになって、ホール全体が温かい感動に包まれました。



会場中に響き渡るシラーの歌詞。年齢や立場、さらに国境を超えて、音楽で心がつながる瞬間。
まさに「歓喜」そのものがホールに響き渡ります。


テノールの上田祐大と、バリトン岡柊斗、二人の若い指導員の緊張感が顔からも伝わってきます。

曲の終盤、フィナーレを終えると同時に、会場客席からの鳴り止まぬ温かい拍手をいただきました。




本日はお忙しい中、広く遠くから、みんなの音楽会「和田丈広マエストロへの道シリーズ『ベートーベン交響曲第九番第四楽章「歓喜の歌」公演(公開収録会)』にご来場を賜り誠にありがとうございました。
1,500名超える満員御礼の大ホールで、和田丈広は自身が編成するワンディ!フィルハーモニー管弦楽団を率いて、指揮者としてまた1つ大きく成長することができました。「和田丈広のマエストロへの道」プロジェクトでは、多くの皆様の厚きご支持ご支援を賜り深く感謝いたします。先日のリハサールでは東京からご足労頂きご指導賜りました星出豊先生を始め、オーケストラの皆様、合唱団、ソリスト出演者の皆様、舞台技術スタッフ、運営制作スタッフ、職員同僚の皆様、全ての皆々様に心より厚く御礼申し上げます。




