THE OPEKENこと新オペラ研究座   2026年7月度定例会

 2026年7月18日(土)14時00分〜15時30分、「新オペラ研究座(THE OPEKEN)」定例会が、神戸みんなのホールにて開催されました。来る7月23日の北海道札幌公演を計画中のみんなのオペラ「俺の名は(il Signor Bruschino)」(ロッシーニ作品)を中心に、今回も新たな仲間を迎えて、新オペラ研究座「THE OPEKEN」の皆さんと、本日もオペラの魅力に迫りました。

本日はみんなのオペラ「俺の名は」北海道公演直前ということでオペラ研究座のみなさまに一足早くその全体を鑑賞いただきました。衣装も身にまとい、本番さながらの最終稽古(ゲネプロ)です!

<ゲネプロ(ゲネラルプローベ)とは>
本番とまったく同じ条件で行う最終リハーサルのことです。照明・音響・舞台転換・衣装・演技・演奏など、本番と同じ進行で通して行い、舞台全体の完成度を確認します。出演者だけでなく、舞台スタッフも一体となって細かな確認や最終調整を行う、公演成功のために欠かすことのできない大切な稽古です。

 先日マエストロ・テッラノーヴァ先生にご指導いただいたすべてを、この最終リハーサルにぶつけます!

 本番前の最終形となるゲネプロを迎え、キャストもスタッフも全員の身が引き締まる思いで稽古に臨みました。
物語序盤、主人公たちが愛のために知恵を絞り、密かに企みを練る場面では、息の合った軽快なアンサンブルが響き渡ります!

 イタリア語の美しい発音や情熱的な表現など、教わったことのすべてをここで完璧な形に仕上げていきます。

 複雑なフレーズも丁寧に歌い上げ、ロッシーニならではのスピーディーで躍動感あふれる音楽がホールに満ちていきます。

 真剣勝負のピンと張り詰めた空気と、作品ならではのコミカルな場面のメリハリに、見ている側もぐっと引き込まれてしまいますね♪

 手振り手振りを交えた大げさなジェスチャーやコミカルなリアクションで、登場人物たちの個性が生き生きと表現されています。

 札幌公演ならではの趣向を凝らした新演出が飛び出すと、客席からは大きな歓声とどっと温かい笑いが起こる場面も!

 周りにも理解してもらえず、怒り心頭になりながらもどこか憎めないブルスキーノ氏のキャラクターが際立つ場面です。早口で怒りをぶつけるロッシーニ特有のブッファ(喜劇)スタイルです!

  「俺の名は!」と偽りの息子が登場して大混乱が巻き起こる滑稽な掛け合いシーンでは、演者の迫真の表情に客席からも思わず笑みがこぼれます。や間の取り方を再確認し、全員で「作品の完成」を目指しました!

 「そいつは自分の息子じゃない!」と父親であるブルスキーノ氏がいくら叫んでも、権威ある署長から「実の親なのに息子を認知しない頑固な父親」と決めつけられ、さらに立場をなくしていきます。

<本日のキャスト>
1、ブルスキーノ父:中山 知明
2、ガウデンツィオ:山崎 亮
3、フロルヴィッレ:上田 祐大
4、フィリベルト:岡柊斗
5、警官:泉 瑠介(関東指導員)
6、ブルスキーノ青年:平松昇平
7、ソフィア:松井 偉乃里
8、マリアンナ:濱田 華蓮

指揮:和田 丈広  ピアニスト:内田 清孝
演出:山崎 亮/副指揮:松本義弘/字幕操作:鈴木アトム/字幕作成:杵渕亮/衣装:平松昇平

 温かく見守ってくださる皆さんの支えがあったからこそ「みんなのオペラ」はここまで成長することができました!

本日は、ご多忙の中、約2時間にわたるゲネプロをご聴講いただき、誠にありがとうございました。

本番直前の緊張感の中で行われた最終リハーサルをご覧いただき、出演者一同にとりまして大きな励みとなりました。皆様からいただく温かい拍手や眼差しは、若き音楽家たちが舞台芸術に真摯に向き合い、さらに成長していくための何よりの力となります。

長時間にわたり最後までお付き合いいただきましたことに、心より感謝申し上げます。ゲネプロは、演奏や演技だけでなく、照明・音響・舞台転換を含めたすべてを本番同様に確認する大切な最終稽古です。皆様に見守っていただきながら最終調整を終えることができ、出演者・スタッフ一同、大きな自信を持って本番の舞台に臨むことができます。

皆様からの温かいご声援にお応えできるよう、最高の舞台をお届けできますよう最後まで全力を尽くしてまいります。本日は誠にありがとうございました!