THE OPEKENこと新オペラ研究座   2025年11月度定例会

 2025年11月22日(土)14時00分〜15時30分「新オペラ研究座2025年11月定例会」が神戸みんなのホールで開催されました。 新たな仲間を迎えて、新オペラ研究座「THE OPEKEN」の皆さんと、本日もオペラの魅力に迫りました。

山崎亮バリトンの前説&挨拶

名物!オペ研劇場「ドン!と恋!」

 老紳士パスクワーレと若者たちの駆け引きが織り成す、軽妙で温かみある喜劇世界が存分に味わえる作品です。

喜歌劇のコミカルな要素が存分に味わえる、単純明快なオペラ!オペラ研究座のメンバーで作った日本語の劇で、わかりやすくあらすじを追いながら、オペラの魅力に迫ります。

ドニゼッティらしい柔らかい旋律と軽快なアンサンブルが、物語を一層魅力的に引き立てる上質の喜劇!

登場人物それぞれの感情が細やかに描かれ、笑いの中にも人間味あふれるドラマが際立ちます。

舞台のテンポ良い展開と歌手の表現力が融合し、最後まで観客を飽きさせない洒脱で心地よい名作です。

オペラブッファの魅力!これぞ喜歌劇!大爆笑!

重唱プログラムでは、原語のイタリア語と演技を交えて演奏!舞台両端の訳詞も追いながら、笑い有りの名曲を鑑賞しました。

五重唱の音楽稽古を公開!

普段我々歌い手が、オペラにどう挑むか、どう練習に臨むか、音楽追及の一端を解説を交えながらお見せしました。

オペラ合唱団の時間ですぅ!

本日は「合唱付きアリア」に挑戦!!テノールの旋律に準えながら、時に伴奏のように歌いながら、音取りに取り組みます。

童謡コーラスとは違う音の並びに、苦戦する場面もしばしば・・・!皆さんも真剣です!

課題曲の選曲を大失敗!

本日もお忙しい中、THE オペ研ことオペラ研究座の皆様、ご参加いただき誠にありがとうございました。
童謡コーラス指導員をはじめとする若き声楽家たちの舞台発表に、日頃より温かいご声援とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

オペラ「俺の名は(Il signor BRUSCHINO)」

関西、中部公演をはじめとして、全国展開を目指すオペラ「俺の名は」の復習鑑賞!同オペラの中でも、最も早口で、盛り上がる三重唱をお届けしました!

 オペラを学ぶことは、単に声楽技術を磨くにとどまらず、身体表現・語学・音楽理論など多面的な学びを通し、人生そのものを豊かにしてくれる尊い営みです。皆様が舞台芸術の奥深さに触れ、表現の幅を広げていく姿は、私たち指導者にとっても大きな励みとなっております。

 また、長時間に及ぶ研修にも関わらず、生涯学習として熱心にメモを取られ、繰り返し真摯に練習される皆様のお姿に、深い敬意を抱いております。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

↑本日が指揮者としてのデビュープログラムに挑んだのが、松本義弘(相愛大学音楽部音楽専攻出身)、23才。現在、ワンディの下で副指揮者として指揮を勉強中!

↓本日賛助出演を予定しておりましたソプラノ伊藤美里さんは、急病のため欠演となりました。オペ研関係者一同、心よりお見舞い申し上げて、1日も早いご快復をお祈り申し上げます。そして、前日の急遽のお願いに快くご出演を賜りました賛助出演のソプラノ歌手塚本真帆さん、どうもありがとうございました。

 

本日もお忙しい中、THE オペ研ことオペラ研究座の皆様、ご参加お疲れ様でした。童謡コーラス指導員らを中心とする若き声楽家らの舞台発表にいつもご声援、ご支援を賜り誠に有難うございます。心より御礼申し上げますと共に、長時間にも関わらず、ご自身の生涯学習としてもご熱心にメモをとられたり、何度も何度も繰り返して練習するパワー、皆様の熱意に敬意を表します。今後もどうぞ宜しくお願い致します。