ワンディクラス・和田丈広の弦楽コンサート

 2026年9月21日(月・祝)午後、神戸みんなのホール♪におきまして、みんなの音楽会「和田丈広の弦楽コンサート」(和田丈広マエストロのワンディクラス)が開催されました!

 愛称“ワンディ”こと指揮者・和田丈広マエストロのもと、将来を担う気鋭の若手音楽家たちによる弦楽アンサンブル、そして特別出演としてテノールの喜納響さんを迎え、重厚なクラシックの名曲から心温まるポピュラー音楽まで、バラエティ豊かなプログラムでお送りしました。

ワンディ!弦楽クインテット

将来を担う気鋭の若手アンサンブル「ワンディ!弦楽クインテット」のみなさん。
今回も若手実力派の弦楽器奏者のみなさまがステージを支えてくださいました。

・1stヴァイオリン:明楽香名子、柳楽毬乃
・2ndヴァイオリン:中川芙美、普久山麻衣
・ヴィオラ:今井杏子、高崎真央
・チェロ:徳安芽里
・コントラバス:福原景都

「クラシックプログラム」
 和田丈広マエストロが温かい拍手に包まれて登壇し、和やかにコンサートがスタートしました。
オープニングを飾ったのは、ロッシーニの名作・歌劇『セビリアの理髪師』より「序曲」。軽快で躍動的なリズムと、次第に高揚していくダイナミックな弦の響きに、客席の皆様も一気に引き込まれます。

 各曲の間にはそれぞれの解説を交えながら進行していきます。聴きなじみのある曲も、はじめての曲もより一層楽しめますね♪

 続いて、シューベルトの歌曲『セレナーデ』(「白鳥の歌 D.957」より)。哀愁を帯びたロマンティックな旋律が弦楽器の柔らかく甘い音色で紡がれ、会場中が静かに聴き入りました。

 3曲目は、バーバーの傑作『弦楽のためのアダージョ』。静寂の中から立ち上る深い祈りと、魂を揺さぶる劇的なクライマックスまで、濃密な情感あふれる演奏に、客席では思わず息をのむような緊張と感動が広がりました。

 そして第1部の締めくくりは、マスカーニの歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」。優美で叙情豊かなメロディがホール全体を温かく包み込み、演奏が終わると客席からは大きな拍手が送られました。

<特別出演!テノール 喜納響による歌声!>

 続いてのステージには、特別出演で沖縄県出身のテノール歌手・喜納響(きな ひびき)さんが登場!
 まずはプッチーニの傑作歌劇『トゥーランドット』より、誰もが知る名アリア「誰も寝てはならぬ」。
 喜納さんの張りのある豊かな美声と、クライマックスの「Vincerò!(勝利だ!)」の高らかな歌声が響きわたりました。

 打って変わってナポリ民謡の名曲『フニクリ・フニクラ』では、明るく陽気な歌声と軽快なリズムに、客席からも自然と笑顔と手拍子が沸き起こり、ホール全体が心地よい高揚感に包まれました。

<名曲を味わう、ポピュラープログラム>

プログラムの後半は、世代を超えて親しまれている名曲が揃うポピュラープログラムです。
 巨匠エンニオ・モリコーネの名作映画『ニュー・シネマ・パラダイス』より「愛のテーマ」。哀愁と優しさに満ちた弦の調べが、胸の奥深くにじんわりと染み渡ります。

 続いて、映画『オズの魔法使』の劇中歌として名高い『虹の彼方に(Over the Rainbow)』。
温かくも広がっていくようなハーモニーが特徴的でした。

 さらに、ビゼーの歌劇『カルメン』より「第1組曲」では、情熱的で歯切れの良いリズムと多彩な音色が炸裂し、弦楽アンサンブルならではの機敏なアンサンブル力を存分に発揮。

 そして本日のフィナーレを飾ったのは、服部克久氏の名曲『自由の大地』。
情熱あふれる雄大な大地と空をイメージする素敵な曲です!

 ここでテノールの喜納響さんが再び登場し、和田丈広マエストロのリードのもと、イタリア・ナポリ民謡の名曲『フニクリ・フニクラ』を、なんとご来場の皆様全員で大合唱!
 軽快なリズムに乗せて手拍子が鳴り響き、喜納さんの明るく力強い歌声に導かれながら、会場中のみなさまが笑顔いっぱいに声を合わせて歌い上げました。

 全プログラム終了後、客席からは惜しみない拍手と「ブラボー!」の声が送られ、カーテンコールが続きました。

 本日はご多用の中、広く遠くから多くの支持者の皆様にご来場を賜り誠に有り難うございました。そして、最後のプログラムまで温かいご声援と惜しみない拍手を賜りまして、心より感謝申し上げます。
 ワンディクラスの皆様、本日もご参加ありがとうございました。来月10月からはいよいよフルオーケストラのリハーサルが始まります、1つ1つ全身全霊で挑むことをお約束します。連日のアンサンブル、オーケストラのリハーサル、本番と、この恵まれた環境に感謝し音楽人生、指揮者として「マエストロへの道」を歩み続けます。
 音楽会正会員の皆さま、そしてワンディクラスの皆様、引き続き今後もどうぞよろしくお願い申し上げます。

■ 指揮・お話:和田丈広(ワンディ)
■ 特別出演:喜納響(テノール)
■ 演奏:ワンディ!弦楽クインテット
 1stヴァイオリン:明楽香名子、柳楽毬乃
 2ndヴァイオリン:中川芙美、普久山麻衣
 ヴィオラ:今井杏子、高崎真央
 チェロ:徳安芽里
 コントラバス:福原景都