2025年12月20日(土)14時00分〜15時30分「新オペラ研究座2025年12月定例会」が神戸みんなのホールで開催されました。 新たな仲間を迎えて、新オペラ研究座「THE OPEKEN」の皆さんと、本日もオペラの魅力に迫りました。

オペラ合唱団プログラム

最初のプログラムは恒例の「みんなで歌おうオペラ合唱」。 今回は1年の締めくくりとして、ビゼーの傑作『カルメン』より「闘牛士の歌」に挑戦しました。





山崎亮のエネルギッシュな指導のもと、皆様の歌声が会場に響き渡ります。
練習を重ねるごとに声に力強さが宿り、1年間の集大成を感じさせる、素晴らしい一体感に包まれました!







オペラ研究座、鑑賞プログラム
後半は、本日のメインイベント。 ロッシーニのドタバタ喜劇『俺の名は(原題:ブルスキーノ氏)』の鑑賞・研究プログラムです。
今回は、キャラクターの個性がぶつかり合う第4番と第6番をハイライトで上演しました。

バリトン、岡田史哉の登場!

プロデューサーより「おしゃべり禁止」をもらった松本友経に変わり、岡田史哉が急遽駆けつけてくれました!
岡田史哉は今回、ガウデンツィオ役に挑戦!

歌唱は岡田、演技は松本と、さながら吹き替え映画のよう!





そして山崎亮はなんとブルスキーノ父役に初挑戦!さらに日本語歌唱という難役を見事に演じきりました。


日本語で演じることで、オペラの物語の理解がより一層深まります。




鈴木アトム、岡柊斗、中能丈弥、そして今回ゲスト歌手としてお招きしたソプラノ歌手、牧山奈央さんといったメンバーも加わり、物語は最高潮の混乱(と爆笑)へ!

警察署長や宿屋の主人が入り乱れる三つ巴、四つ巴の騒動に、客席からは絶え間なく笑い声が。
「笑い納め」にふさわしいステージとなりました。



続いて、杵渕亮、山崎亮、岡田史哉による三重唱も披露。



今度は岡田史哉はガウデンツィオの演技にも挑戦です。



指揮はオペラ研究座の新メンバー、松本義弘が担当します。



本日もお忙しい中、THE オペ研ことオペラ研究座の皆様、ご参加お疲れ様でした。童謡コーラス指導員らを中心とする若き声楽家らの舞台発表にいつもご声援、ご支援を賜り誠に有難うございます。心より御礼申し上げますと共に、長時間にも関わらず、ご自身の生涯学習としてもご熱心にメモをとられたり、何度も何度も繰り返して練習するパワー、皆様の熱意に敬意を表します。今後もどうぞ宜しくお願い致します。


さぁ、2025年も余すところ後わずかとなりました。
新年最初の定例会は2027年1月24日(土)を予定しております。
皆様、どうぞ素晴らしい新年をお迎えください。 また来年、元気な姿でお会いできることを楽しみにしております!
