2024年5月25日(土)14時00分〜15時30分「新オペラ研究座第8回定例会」が神戸みんなのホールで開催されました。
コロナ前の2019年度までは「オペラ合唱団」(午前活動)と「オペラ研究座」(午後活動)は異なるグループでしたが、コロナ禍が明けて昨年9月より4年間の休止を経て、合同での復活を果たしています。 歌って学び、聞いて学び、見て学び。あまり日常で携わる事のなかった「オペラ」という音楽作品を身近に感じ、指導員とともに芸術と文化を学ぶ各地域の有志の方々が本日も集まりました。
新・オペラ研究座の第7回定例会は、声楽家、オペラ歌手を志す若き音楽家と彼らを支持するオペラ愛好家や音楽好きの方々が集う特別な時間と空間です。
【オペラ合唱プログラム】が始まりました。山崎亮が指揮を務め、オペラの合唱場面をテーマに参加者が合唱する時間です。まず、旋律を覚えて…
オペレッタ(喜歌劇)「こうもり」より”シャンパンの歌”の練習が始まります。山崎亮指導員がユーモアたっぷりの進行でアドバイスしてくれます。
若き音楽家らが共に学ぶ音楽生涯学習として、住民の皆さんが、フレーズ毎に何度も繰り返して練習します。音程が難しいところは、彼らが寄り添って一緒に歌ってくれます。
オペレッタ「こうもり」より、いいか!行こうパーティへ!!
喜歌劇「こうもり」からの「行こうパーティへ」。
テンポの良い音楽と共に、主人公たちがパーティへと繰り出す様子が生き生きと描かれ、会場は笑いと楽しさに包まれました。
華やかな音楽とダンスも相まって賑やかな雰囲気を味わえたのではないでしょうか。
続いては、「ラ・ボエーム」第1幕です。
この幕では、若い芸術家たちの貧しくも情熱に満ちた生活が描かれています。
まずは、オペ研メンバーによる日本語劇「オペ研劇場」でわかりやすい物語のあらすじを楽しみます。
【配役】
ロドルフォ(詩人):上田祐大
ミミ(針子):鈴木アトム
マルチェッロ(画家):山崎亮
ショナール(音楽家):松本友経
コルリーネ(哲学者):杵渕亮
ベノワ(家主):上田賢
続いて、海道弘昭演奏員と本日の賛助出演である山口奈津実さんによる実演です。
詩人ロドルフォとミミの出会いのシーンは、胸を打つものがあります。
二人のデュエットは見ている人の心を鷲掴みにし、その純粋な愛の物語に多くの人が感動しました。
本日練習した喜歌劇「こうもり」より”シャンパンの歌”で本日のフィナーレを飾ります。
オペラをもっと身近なものとして楽しんでもらいたい。
そのお手伝いを我々オペラ研究座は誠心誠意取り組んで参ります。
次回のオペラ研究座は6月29日(土)14:00開演です。
この日はなにか特別で素敵な事が起こるかも(?)
初めての方もぜひお越し下さいませ!!