THE OPEKENこと新オペラ研究座
                         2024年1月度定例会

2024年1月27日(土)14時00分〜16時00分「新オペラ研究座第4回定例会」が神戸みんなのホールで開催されました。

コロナ前の2019年度までは「オペラ合唱団」(午前活動)と「オペラ研究座」(午後活動)は異なるグループでしたが、コロナ禍が明けて昨年9月より4年間の休止を経て、合同での復活を果たしています。

歌って学び、聞いて学び、見て学び。あまり日常で携わる事のなかった「オペラ」という音楽作品を身近に感じ、指導員とともに芸術と文化を学ぶ各地域の有志の方々が本日も集まりました。

「新オペラ研究座」は、A組(アマチュア〜ベテランの聴衆組)とB組(ベルカント演奏組)の相互が共に学ぶ生涯学習活動でこれまでに数多くの舞台発表、オペラ上演でオペラ振興に努めてきました。

さぁ、まずは発声練習から!普段のコーラス活動では発声の時間を設けておりませんが、オペラの音域は童謡や唱歌よりも広いので、喉の準備は大切です。

今回はオペラ『ドン・ジョバンニ』の「お手をどうぞ」の練習から。音符を追うみなさんの目は真剣そのもの。メロディを追いかけながら、登場人物のうら若き町の乙女、ツェルリーナになりきろうと、指導者とともに試行錯誤していました。

その後は指導員の演奏とともに、同オペラの内容・魅力に迫ります。本日はバリトン岡田史哉指導員、そして上田祐大・鈴木アトム両指導員の同級生、ソプラノ大上紗理奈さんを特別ゲストに迎え、2重唱〜4重唱に挑戦しました。

そして今回はなんと!新オペラ研究座の名誉顧問でありますマエストロ、ヴィットーリオ・テッラノーヴァ先生と、世界的ソプラノ歌手、住吉恵理子先生にもご参加いただき、演技指導や内容解説を行っていただきました!

マエストロのアドバイスに対して、ソプラノ歌手の住吉恵理子先生のセンス抜群の絶妙な翻訳トークで会場は一層の盛り上がりをみせました。

団員の皆さん、そして、お二方が見られていることもあり、演技にも力が入ります。

もちろん、ダメ出しが入ります。

最後は参加者全員で記念撮影!

今後もオペラの魅力・芸術追求に邁進すべく、みんなで一緒にがんばります!