THE OPEKENこと新オペラ研究座   2025年3月度定例会

 2025年3月22日(土)14時00分〜15時30分「新オペラ研究座2025年3月定例会」が神戸みんなのホールで開催されました。 新たな仲間を迎えて新オペラ研究座「THE OPEKEN」の皆さんは、本日もオペラの魅力に迫り、オペラ合唱名場面をみんなで歌いました。

オペラ合唱団の発声練習!

まずは、恒例のオペラ合唱団プログラムからスタート!山崎亮指導員による丁寧な指導のもと、発声練習からフレーズ練習まで、参加者全員で美しいハーモニーを追求しました。

楽曲練習で譜読みから原語まで

喜歌劇「こうもり」より「乾杯の歌」(作曲:J.シュトラウス2世)。
ワルツのリズムに乗って、会場全体が華やかな雰囲気に包まれました。

難しい音程や繊細な装飾音も、山崎指導員のユーモア溢れる解説で、徐々に克服していくことができました。

男性声楽家らとのハーモニーが意欲と意識を高めます!

休憩時間のオフショット

オペ研劇場!オペレッタ「こうもり」完結編!

ついに完結!華やかな舞踏会の幕切れとなります。

オペ研劇場では、長らくお届けしてきた喜歌劇「こうもり」の物語が、ついに完結を迎えました。2時間以上のオペラを約30分に凝縮した、わかりやすく楽しいステージは、今回も大盛況!
今回は、物語のクライマックスである第2幕と第3幕の抜粋をお届けしました。

まずは松本友経指導員から、前回1幕のあらすじと登場人物のおさらい。

第2幕、オルロフスキー公爵の豪華な舞踏会のシーン。仮面をつけた登場人物たちが入り乱れ、それぞれの思惑が交錯する様子をコミカルに表現。

ロザリンデが夫アイゼンシュタインを試すためにハンガリーの伯爵夫人と偽って登場し、彼を誘惑する場面は、会場が笑いの渦に包まれました。

そして、第3幕では、物語は意外な結末へと向かいます。
全ての登場人物たちが刑務所に集まり、仮面舞踏会での出来事が明るみになるクライマックスは、まさに圧巻。登場人物たちの心情を、日本語による親しみやすいセリフと演技で表現し、笑いと驚き、そして感動にの舞台となりました。

 オペラをもっと身近なものとして楽しんでもらいたい!僕たちと一緒にオペラを研究しませんか!?そのお手伝いを我々オペラ研究座は誠心誠意取り組んで参ります!本日もご多用の中、ご来場ご参加を賜りまして誠に有難うございました。次回のオペラ研究座は2025年4月19日(土)14:00開演です。

【オペケン出演メンバー】和田丈広/松本友経/山崎亮/平松昇平/杵渕亮
            鈴木アトム/上田祐大/岡柊斗/中能丈弥/高木伸弥
【賛助出演】有賀明美 (ソプラノ歌手)

解説・レジュメ作成:和田丈広/台本・脚本/演出:松本友経/合唱指導:松本友経
舞台装飾:上田祐大、岡柊斗/ピアノ:高木伸弥
資料作成:杵渕亮/字幕・鈴木アトム/照明音響:中能丈弥/衣装:平松昇平

終演後のオペ研メンバーによるオフショット!